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株式会社radiko様

高層ビル乱立による難聴取地域拡大や若者のラジオ離れなどラジオを取り巻く課題解決に寄与すると期待されるのが、ラジオ放送をインターネットでライブストリーミング(サイマル配信)するIPサイマルラジオサービス。2007年4月に在阪ラジオ局と電通が立ち上げ、大阪府地域限定で試験配信などを実施してきた「IPラジオ研究協議会」に、在京ラジオ局が加わって2009年12月に発足した「IPサイマルラジオ協議会」からサービスを受託する形で、2010年12月にradikoが設立されました。

安定した配信基盤と、サービス実用化に貢献するシステム開発で、ラジオ放送に新たな可能性を開く

クリアな音声でラジオ放送が手軽に楽しめるradiko.jpのネット配信サービス。NTTスマートコネクトは、関西地域で初めて実施した試験配信での基盤構築など、事業立ち上げに早くから参画。安定した配信基盤の整備や革新的サービスを具現化するシステム開発など、通信とメディアの可能性を開くradiko様と共に歩んでいます。

ラジオ放送のネット配信サービスで難聴取地域解消やリスナー獲得をめざす

 ここ最近、パソコンやスマートフォンでラジオを聴く人が増えています。学生の頃に深夜放送を聴いて育った中高年が再び聴きはじめたり、流れてきたヒット曲を外部の音楽サイトからその場でダウンロード購入ができる仕組みを取り入れたりと、自由で多様なラジオの楽しみ方を実現しているのが、radiko.jpの提供する民放ラジオ放送のネット配信サービスです。インターネット環境があれば、電波状況に左右されずにクリアな音声によるラジオ放送が無料で聴けるもので、2010年のサービス開始以来、多くのリスナーを獲得し、現在では月間で1,200万人近くが利用しています。

 事業の立ち上げ当初から携わってきた株式会社radiko 業務推進室長の青木貴博氏は、サービス提供に至る経緯を説明します。「都市部で高層ビル増加などにより難聴取地域が拡大し、家庭ではラジカセなどラジオを聴ける機器が減りはじめるといった状況の中、ラジオリスナー数の低下傾向に対して、ラジオ業界は大変な危機感を抱いていました。そこで2007年に在阪ラジオ局による協議会を立ち上げ、当時急速に整備されたブロードバンド環境を用いて、ラジオ放送をインターネットで配信するサービスの実用化に乗り出すこととなったのです」。

安定配信と継続的運用のための共同会社設立で、支援体制を強化

 株式会社radiko(以下、radiko)様が運営するラジオ放送のネット配信サービスのプラットフォームを担っているのが、NTTスマートコネクトです。2008年に大阪府域限定で行われたIPv6マルチキャスト方式による在阪ラジオ局6局の試験配信では、システム構築を担当。また2010年3月に始まったradiko.jpでの実用化試験配信でも基盤整備を実施しました。「試験配信スタート時にはアクセスが殺到するなど反響の大きさに手応えを得る一方、リスナーに確実に放送が届くよう、NTTスマートコネクトと共に安定配信をめざす日々が始まりました」と青木氏は振り返ります。

 以来、NTTスマートコネクトはradiko様と連携しながら、ラジオ放送のネット配信基盤の維持・拡充に注力してきました。2012年7月には、radiko様と朝日放送株式会社との3社共同で、株式会社メディアプラットフォームラボを設立。配信基盤の安定運用や品質向上、新規ビジネス開発に向けた環境整備を、さらに強化することとしました。

提供エリアの自動検知システムで全国のラジオ聴き放題サービスが実現

 「ラジオ放送をインターネットで聴くという、まだ誰も体験したことのないサービスを世に送り出した上で、全国の放送局の理解を得て提供エリアを徐々に拡大。地道なプロモーション活動による認知度アップや、アクセス増に合わせた配信基盤の増強など、すべてを手探りで進めてきました」と青木氏は振り返ります。そうしたradiko様の熱心な活動や全国の放送局の賛同により、サービス開始5年後の現在では全都道府県78局の参加を達成し、リスナーも1,200万人を突破。NTTスマートコネクトの配信基盤が支えるradiko.jpのサービスは、日本全国を網羅するに至りました。

 こうした成果を受け、radiko様では、それまで最優先で取り組んできた難聴取地域対策のための「新規参加局の増加、サービスエリアの拡大、配信システムの充実」から、「ラジオの新しい楽しみ方の提供、ユーザーサービスの向上」という次のステップに進むこととなりました。そして2014年4月にスタートしたのが、エリアに関係なく全国のラジオ局を聴くことができる会員登録制(有料)サービス「radiko.jpプレミアム」の提供です。

 多くのリスナーから要望を寄せられていたこのサービスを実現する際に課題となったのが、スポンサーの意向や著作権の関係から地域限定で展開している一部のCMや番組を、地域外で聴けなくすることでした。NTTスマートコネクトでは、そうしたCMや番組を検知して、差し替え用の音楽などに自動で切り替えるシステムを開発。これにより地方の放送局などに負担をかけることなく、エリアフリーの配信サービスが可能となったのです。

 「生まれ故郷の言葉で語りかける番組をふと聴きたくなる。応援するチームの野球中継は地元びいきの実況で聴きたい。そんなさまざまな声がリスナーから寄せられます。個人の趣味嗜好やライフスタイルにきめ細かく応えられるのがラジオの強みですが、ネット配信サービスを展開する上で越えるべきハードルも多い。以前から要望の強かったエリアフリーサービスの実現には、NTTスマートコネクトの技術力が不可欠でした」と青木氏も評価します。

ICTを駆使して魅力的なサービスを実現radiko.jpリスナーの要望に応える

 全国76の民放ラジオ局がエリアに関係なく聴ける「radiko.jpプレミアム」は、現在では23万人近いリスナーを獲得しており、今後の魅力的なサービス拡充に期待が高まります。

 「“聴く”だけだったラジオに、スマートフォンやパソコン画面という新たなインターフェースが加わったことで、関連情報の提供や番組と連動した広告・告知など、radiko.jpならではのサービスを展開したい」と青木氏は将来の展望を語ります。「熱心なリスナーに叱咤激励されながら、サービス品質向上など常に上をめざしてきました。そんなリスナーからの期待に応えるためにも、いつか実現したいと考えているのが、過去の番組をいつでも聴けるタイムフリーサービス。これはラジオを聴くハードルを下げるものであり、番組のレコメンド機能や検索機能の強化と合わせることで、新しいラジオの楽しみ方を提案できます。また、2011年の東日本大震災はラジオが見直される機会にもなりましたが、私たちのサービスも災害時の情報伝達手段として貢献できることがないか考えていきたいですね。常に安定したサービスを提供できる優れた配信プラットフォームはradiko.jpを支える大前提。今後とも、リスナーのさまざまな要望を具現化するために、先進のICTを駆使するNTTスマートコネクトの果たす役割は大きいと考えています」。


当記事に記載されている内容は、2015年10月現在のものです。

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