
試合のライブ中継や
ダイジェスト映像を配信
毎年8月に行われる夏の全国高校野球選手権大会(以下、高校野球)。朝日放送様では、大会の模様を民放(地上波)で唯一中継しているほか、Webでもライブ映像をはじめ、ダイジェストやインタビュ
ー、過去の試合のアーカイブなど豊富な映像を配信しています。
朝日放送様にとっての高校野球は、全社員の3分の1が関わるという一大事業。国民的イベントだけに、利用が集中する時間帯には、6万近い同時アクセスを記録することも。配信帯域も15Gbpsを使用する大規模配信です。
「高校野球の主な視聴者は男性ですが、大会は平日の日中に行われるため、仕事中でテレビを視聴できない方がほとんど。Webの動画配信では、そういう方々に向けても間口を広げることができます」と、動画配信のメリットを語られるのは、総合ビジネス局コンテンツ事業部主任の岡村敏史さん。
「さらに最近はスポンサー企業様もメディアミックスに意欲的で、放送局もWeb、モバイル等多様なチャンネルを持つことが求められています。その意味で、今やWebでの動画配信は欠かせないものとなっています」
そんな高校野球の動画配信において「最も大切なのは信頼性」とおっしゃるのは技術局開発部主任の赤藤倫久さん。
「イベントの配信はその瞬間だけのものですから、ミスがあると取り返しがつきません。高校野球の決勝戦が『見られなかった』ではすまされませんからね。スマートストリームでは、私が関わってきた9年間、問題となるようなトラブルは一度もありませんでした。この配信規模であることを考えると大したものだと思います」

総合ビジネス局
コンテンツ事業部 主任
岡村敏史さん
実は高校野球の配信スタートは1995年。当時は配信ビットレートも低く、あくまで実験的に、「ともに新しいことを」と挑戦する思いからのスタートでした。しかし、ADSLが普及し、高速回線の定額サービスが始まった頃から視聴数も伸び、CMを販売することによる事業化にも成功。スポンサー様からの要望への対応力も重要度を増してきました。
「たとえば、プリロールCM中のライブウィンドウの横に、レクタングルバナーを置き、背景のイメージカラーを商品に合わせて変えるなど、スポンサー様サイドの『こうカスタマイズしたい』という声を聞いて、できる限り実現できることが大切です」と岡村さん。
「その点、スマートストリームは『技術者の顔の見えるサービス』なので助かります」とおっしゃるのは赤藤さん。
「Webから申し込めばあとの対応はない、というサービスも多い中、『仕様にない』『対象外』と断るのでなく、既存の設備内でやれることを考えてくれるのは非常にありがたい。ちょっと凝ったことをやりたいとき、自分たちだけだと解決策も一つしか出ませんが、スマートコネクトさんが解決策を一緒になって考え、提案してくれるので、よりよい方法を見つけることができるのです」
昨年、スポンサー側の要望をきっかけにSilverlightを導入したときも、配信設備についてはNTTスマートコネクト側で検討して対応。動画再生の立ち上がりが速く、ライブウインドウ、レクタングルバナー、外枠がすべてぴったり揃った見た目にも美しい画面デザインを実現しました。

技術局
開発部 主任
赤藤倫久さん
Webでのライブ中継やダイジェスト動画の配信に加えて、今年からはスマートフォンでも一部コンテンツの配信を開始。機種ごとに見え方の違うスマートフォンでの配信は非常に難しいとのことですが、赤藤さんは「視聴形態が多様化していけば、それに応えるのがコンテンツプロバイダの役割」と多様な端末への対応にも積極的です。
そして、「NTTスマートコネクトさんにも、今まで通り、技術に強い会社として、一緒にチャレンジしていける仲間であってほしいと思っています」とも。
一方で、Webについても新しいアイデアがあると岡村さん。「来年、スポンサー様に提案できればと思っているのは、試合と試合の間の時間の使い方。現在は、試合と試合の間は『次の試合までお待ちください』というCGでつないでいますが、この時間帯をうまく使って、長めのCMやプロモーションビデオなどを流すことをご提案できないかと思っています。テレビの生中継で長尺CMを流すと広告料も跳ね上がってしまいますが、Webなら比較的手ごろに対応できますからね」
高校野球の配信に関連する準備が始まるのは6月ごろ。来年についても、「スポンサー様がどういう要望を持っていて、何がクリアになればそれが実現できるのかといったことを、早めにご相談する機会を持てるとよいですね」と岡村さんからは新たな期待を寄せていただいています。
2011年12月7日 取材
| 設立 | 1951年3月15日 |
|---|---|
| 資本金 | 52億9,980万円 |
| 事業内容 | 放送法による基幹放送事業および一般放送事業 他 |
| 本社 | 〒553-8503 大阪市福島区福島1丁目1番30号 |
| URL |







